冷え性とは、毛細血管の血行障害により引き起こされる症状。毛細血管は体中に栄養を運ぶための血管のことです。
人間の体にはもともと、自動的に体温を調節する機能が付いています。寒い時には毛細血管をギュッと縮めて熱を逃がさないようにし、しばらく経ったら温かい血液を送り込んで体温を下げないようにしているのです。そしてある程度温まったらまた毛細血管が広がり、さらに体は温まる仕組みとなっています。
こんなに素晴らしい体温機能があるのに、毛細血管でうまく血液が流れなかったら......わかりますよね?
ギュッと縮んだままの毛細血管は温かい血液を通せずに、どんどんその先が冷えていってしまいます。
一度縮んだ血管がなかなか広がらず、周囲は暖かいのにその部分だけが冷えることも。幅のせまい毛細血管で血液が起こす大渋滞、これが冷え性の原因です。
毛細血管が縮んだり広がったりするのは、自律神経の働きです。自律神経とは普段私たちが意識して動かすものではなく、勝手に動くもの。寝ている時でも呼吸をする、ごはんを食べたら消化する、熱いから汗をかくなどのことが自律神経の担当です。
自分で毛細血管を縮めたり広げたりはできませんよね?
すべては自律神経におまかせするしかないのですが、人によっては自律神経はすぐに乱れてしまいます。特に女性のホルモンバランスの変動が自律神経に影響しやすく、女性に冷え性が多い原因ともされています。